【座席選びのこだわり】前方席 vs 後方席、どっち派?目的別の選び方を徹底解説

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こんにちは。ステージノートです。

劇場でチケットを取る際、皆さんはどのあたりの座席を狙いますか?

「少しでも近くで観たい!」という方もいれば、「全体を見渡せる席が好き」という方もいるでしょう。

結論から言うと、私は「その日の観劇の目的」によって、前方席と後方席を明確に使い分けています。

今回は、それぞれの席でしか味わえない魅力と、私が大切にしているこだわりについてお話しします。


前方席:演者の「生のエネルギー」を浴びる特等席

前方席の最大の魅力は、なんといっても「圧倒的な臨場感」です。舞台の醍醐味は、生身の人間が目の前で演じ、踊り、歌うこと。そのパワーをダイレクトに感じたいときは迷わず前方を狙います。

  • 表情の解像度が段違い後方席ではオペラグラス越しにしか見えない「推し」の表情も、前方なら肉眼でくっきり。セリフを発していない瞬間の細かい芝居や、ふとした視線の動きまで「高解像度」で捉えることができます。
  • 肉体的な生々しさを感じる激しいダンスで飛び散る汗、指先の繊細な震え、舞台を踏みしめる音。これらは前方席でしか味わえない、非常に肉体的な感覚です。「今、この瞬間、目の前で物語が生まれている」という生々しさが、深い没入感を生みます。
  • 注意点:視界の狭さと「中毒性」一方で、視界が狭くなるため、舞台全体で何が起きているかを把握するのは難しくなります。視点は自然と「推し」に固定されがちです。また、一度この「浴びる感覚」を覚えてしまうと、後方席では物足りなくなってしまい、ついついチケット代が膨らんでしまう……という「恐ろしい副作用」があるのも、前方席の罪深いところですね。

後方席:作品の世界観をまるごと味わう「演出家視点」

私が後方席(またはセンター付近の中段席)を選ぶのは、「作品そのものを俯瞰して楽しみたい」ときです。

  • 「総合芸術」としての舞台を堪能する舞台を構成しているのは俳優だけではありません。照明の移り変わり、音響の広がり、舞台セットのダイナミックな動き。これらが計算し尽くされた一つの「絵」として完成されるのは、やはりある程度の距離がある席です。
  • 演出の意図に気づきやすい多くの演出家は、客席の中央付近に陣取って演出をつけます。つまり、後方のセンター席で観るということは、「演出家が見せたかった正解の視点」で作品を受け取ること。物語の構造や演出の意図を理解するには、後方席の方が圧倒的に向いています。
  • 2階最前列という選択肢個人的に強くおすすめしたいのが、2階席の最前列です。視界を遮るものが一切なく、舞台を斜め上から俯瞰できるため、フォーメーションの美しさや床面の照明効果まで完璧に楽しめます。「視界のクリアさ」という点では、ある種、劇場内最強の席かもしれません。

まとめ:結局、どっちが良いの?

私の場合、以下のように使い分けています。

観劇の目的おすすめの座席
推しの表情、指先の芝居を堪能したい前方席(迫力重視)
作品のメッセージや、照明・演出を楽しみたい後方席・センター(理解重視)
ストレスなく、クリアな視界で観たい2階最前列(安定重視)

もちろん、お財布との相談も大切です。「とにかく回数を観たいから、安い後方席で!」という選択も立派な楽しみ方。自分のその時の気分や「何を一番観たいか」に合わせて、賢く座席を選びたいものですね。

皆さんは次の公演、どの席で観たいですか?

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