はじめに:観劇は「消費」ではなく「資産配分」である
12月の私は、正直言って「狂って」いました。
劇団四季に投じた金額、実に7.9万円。これに遠征費やグッズ代を加えれば……家計はもはや破綻寸前です。なぜこんなことになったのか。それは、欲望に身を任せ予算を決めず良い席があればすぐに遠征に飛んで行ってしまったからです。
反省した私は今月、趣味費を**「月3万円」と厳格に設定しました。
この限られた資金をどう使うか? そこで考え出したのが、「観劇を投資として捉える」**という視点です。
感情に任せてチケットを取るのではなく、期待される「感動(リターン)」と「コスト」を天秤にかけ、戦略的な**ポートフォリオ(資産の組み合わせ)**を組んでみようと思います。
💡 投資用語メモ:ポートフォリオ
預金、株、債券など、性格の違う資産をどう組み合わせるかという配分割合のこと。
1月の投資対象(候補)リスト
【選択肢1】国内債券:『ゴースト&レディ』大阪公演のキャンセル拾い
- 評価:★★★★★(安全性・確実性)
- コスト:チケット代のみ(遠征手数料:ほぼゼロ)
関西在住の私にとって、交通費のかからない大阪公演は、元本保証の「国内債券」のような安定資産です。すでに4月のチケットは確保済みですが、原作の予習も完璧な「本命」作品。キャンセル拾いで追加投資しても、期待を下回る(元本割れする)心配がありません。まあ、劇団四季は常に高クオリティですから期待を下回ることはほとんどありません。
💡 投資用語メモ:元本割れ(がんぽんわれ)
投資した金額を下回ってしまうこと。観劇においては「チケット代の元が取れなかった……」と感じるリスクを指します。
【選択肢2】様子見:東京公演『恋におちたシェイクスピア』大鹿さんのウィル
- 評価:★★☆☆☆(今は「買い」ではない)
- コスト:チケット代 + 遠征手数料(新幹線3万、夜行バス往復4000円〜)
『バケモノの子』映像配信でまっすぐな歌声にノックアウトされた大鹿礼生さん。今すぐ東京へ飛びたい衝動に駆られますが、後に「京都公演」が控えています。今ここで高い「遠征手数料(新幹線や夜行バス代)」を払って投資するのは、高値掴みのリスクがあると判断しました。
【選択肢3】オプション取引:『マンマ・ミーア!』のキャスト変動
- 評価:★★★☆☆(条件付き買い)
- コスト:チケット代 + 遠征手数料(1.6万円程度)
基本は「待ち」ですが、もしドナ役に新キャストが投入されるなら話は別。それは私にとっての**「プレミアム情報」**です。その瞬間、私の投資判断は「即買い」へと切り替わります。ただ名古屋公演千秋楽まであと1か月ほどなので、デビューの可能性は薄いでしょう。
💡 投資用語メモ:オプション取引
「特定の条件(株価など)になった時に買う権利」のこと。キャスト表を見てから動く四季ファンの得意技です。
【選択肢4】成長株:『ライオンキング』伊藤駿佑さんのシンバデビュー
- 評価:★★★★★(ハイリスク・ハイリターン)
- コスト:チケット代 + 遠征手数料(新幹線3万、夜行バス往復4000円〜)
今、私が最も注目している**「成長株」**。これまた推しの伊藤駿佑さんのシンバ。最近の出演状況から見て、デビューは間近と予測。この「貴重な瞬間」への立ち会いは、将来的に大きな価値を生む先行投資です。遠征手数料を払ってでも狙いに行く価値があります。
結論:なぜ私は「キャッシュ(現金)温存」を選んだのか?
検討した結果、1月の私の決断は**「戦略的待機(キャッシュ温存)」です。
理由はただひとつ。「推しのデビュー」という最大のチャンスに備えるためです。
| 投資先 | リスク | リターン(感動) | 結論 |
| 大阪公演 | 極低 | 安定 | 隙あらば狙う |
| 東京遠征 | 高(費用面) | 最大(デビュー時) | その時まで資金温存 |
今、目先の公演に3万円を使ってしまうと、いざ「伊藤シンバ」が登場した時に動ける資金がなくなってしまいます。ゴスレも今すぐに見たいですが、4月のチケットを確保済みということを考えると、今は「待ち」が正解と判断しました。見逃し三振のない観劇の世界では、自分が「これだ!」と思う絶好球が来るまで待つのが正解。
これが、今月の私の、規律ある投資戦略です。
皆さんの今月の観劇ポートフォリオは、どんな配分ですか?



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